お知らせ

【振袖豆知識】知りたい!長襦袢のたたみ方とたたむ前のケアをご紹介します


はじめに

こんにちは!佐沼屋でございます。

赤とんぼに季節の移り変わりを感じる頃となりました。

皆様におかれましては益々ご壮健にてお過ごしのことと存じます。

さて、赤とんぼの「赤」といえば、長襦袢にも赤い色があるのをご存知でしょうか。

結婚式などのフォーマルな場では、白や薄い色といった控えめな長襦袢を着るのがマナーですが、成人式においてはそのような縛りがございません。

長襦袢は汚れを防ぐ以外におしゃれの要素を含みますので、お好きなお色の長襦袢をコーディネートするのも、成人式ならではの楽しみ方の一つです。

そんな長襦袢ですが、お振袖と同じく保管をする前にきちんと手入れをしていただく必要がございます。

次にお袖を通すときに備えて、正しい保管方法で美しい状態を保ちましょう。

今回は、長襦袢の手入れやたたみ方、保管をするときのポイントなどをご案内したいと思います。

長襦袢を着たあとの手入れ

長襦袢の手入れについて、順を追ってご紹介いたします。

<湿気を取る>

長襦袢を脱いだ後にすぐにたたむと、湿気が残りカビが生える原因になってしまいます。

保管する前に、しっかり湿気を取り除いておきましょう。

湿気を取るときは、着物ハンガーにかけて、半日〜1日ほど陰干ししてください。

洋服用のハンガーでも構いませんが、長時間かけているうちに型がついてしまうかもしれないので、できればお着物専用のハンガーをおすすめいたします。

その際、長襦袢を日光や蛍光灯の光にあて続けると、色あせや変色を起こしてしまうかもしれないので、必ず風通しの良い日陰をお選びください。

<汚れをチェックする>

陰干しのタイミングで、汚れがついていないかチェックしましょう。

汚れは時間が経つほど落ちにくくなるので、気付いたら早めに落とすようにしてください。

<半衿と衿芯を外す>

長襦袢につけている半衿と襟芯は外して、別々の状態で保管します。

半衿を外すときは、縫ってある糸を無理に引っ張らず、細かく切ってください。

襟芯を長襦袢に差し込んだままにしていると、芯に癖がついてしまうので、抜き忘れないようにしてください。

<洗濯する>

長襦袢を長期保管をする前に、必ずお洗濯しましょう。

汚れをそのままにしておくと、シミやカビ、虫食いの原因になってしまいます。

【長襦袢は自宅で洗える?】

長襦袢の素材には、正絹や綿、化繊などがございますが、お洋服と勝手が違うため、いずれの素材でもクリーニングをご利用いただくほうが安心です。

特に、正絹はご自宅で洗えませんので、必ずクリーニングに出すようにしてください。

半衿も長襦袢と一緒にお出しいただくのがよろしいかと思います。

佐沼屋ではお振袖や長襦袢のクリーニングを承っております。

佐沼屋のお着物クリーニング「着物クリニック」では、熟練した職人が一枚一枚を丁寧に手洗いし、じっくり時間をかけて自然乾燥いたします。

最適な方法でお振袖を蘇らせ、着心地の良い状態にしてからご返却しております。

他のクリーニング店で断られてしまったお振袖や帯のお手入れに関するお悩みも、佐沼屋にがお伺いいたしますので、お気軽にご相談ください。

長襦袢のたたみ方

長襦袢のたたみ方と、たたむ前にご準備していただきたいことをご案内いたします。

【長襦袢をたたむ前の準備】

長襦袢は、明るく広い場所を選んでたたみましょう。

しっかり広げてシワを見落とさないようにするためのポイントです。

また、床に和紙や衣裳敷を敷き、生地に汚れがつくのを防いでください。

前もって手を洗い、ハンドクリームや日焼け止めなどを洗い流しておくのもお忘れなく。

成分や油分が手に残っていると、長襦袢についてシミやカビの原因となってしまいます。

準備が整ったら、長襦袢をたたみましょう。

長襦袢はお振袖よりも薄手なので、初めての方でも比較的たたみやすいかと思いますが、たたんでいるうちに、シワが入らないようご注意ください。

【襦袢だたみの流れ】

1.自分からみて左に襟、右に裾がくるように広げます

2.シワのない状態で広げたら、下前(手前側)→上前(奥側)の順に、前身頃を脇の縫い線(脇線)に沿ってたたみます

3.手前側の脇線を見頃の中心線と重なるように折ります

4.先ほど折ったほうの袖を、2/3ほど手前に折り返します

 折り返した袖口が見頃から出ないようにご注意ください

5.反対側の見頃も3・4と同じ手順で折ります

6.裾のほうから三つ折りにします

長襦袢の保管場所と定期的なお手入れ方法

たたみ終えた長襦袢の保管場所と、定期的なお手入れについてご案内いたします。

【長襦袢の適切な収納場所は?】

長襦袢は、型崩れや湿気を防ぐ「たとう紙」に入れて保管しましょう。

たとう紙一枚につき、長襦袢一枚という具合に、分けて入れるようになさってください。

また、先ほどお伝えしたとおり、長襦袢は湿気が大嫌いです。

防湿性や防虫性にすぐれた桐製タンスにしまい、湿気の溜まりにくい上段に入れるようにしてください。

虫食いを防ぐため、たとう紙の四隅に防虫剤を入れておきましょう。

【ときどき風にあててお手入れしよう】

空気の乾燥した天気の良い日を選んで、年に1〜2回ほど風に当てましょう。

そのタイミングで、たとう紙や防虫剤を取り替えてくださいね。

お振袖や帯、長襦袢などのクリーニングは、きものお手入れのプロ「きものケア診断士」がいる佐沼屋にご相談ください。

生地や汚れの具合に応じて専門の道具を使い分け、細かく作業を重ねてシミや汗の汚れをスッキリと洗い落とします。

他店でご購入なさったお母様のお着物クリーニングも受け付けておりますので、お気軽にご利用ください。

お振袖のお手入れに関するすべてのお悩み、ご相談は佐沼屋がお伺いいたします。

佐沼屋着物クリニック


お知らせ

8/11(木)~9/4(日)まで、佐沼屋では無料振袖相談会を開催中です!

もうそろそろ振袖を決めたいと考えておられる方は、ぜひお気軽に遊びに来てくださいね♪

ご予約はこちらからどうぞ



最後に

皆様どうぞご自愛くださいませ。

◇ ◇ ◇

茨城県南一の振袖の品揃えを誇る佐沼屋呉服店は、茨城県龍ケ崎市・牛久市・阿見町・稲敷市・美浦村・河内町・利根町・取手市・守谷市・つくばみらい市・土浦市・つくば市・常総市で成人式のお手伝いをさせて頂いております。

皆様のご来店を、スタッフ一同心よりお待ちしております!

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