下見準備・心構え編

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レンタルと購入にはそれぞれにメリットとデメリットがあります。

必ずしもどちらがお得とはいえません。振袖レンタルは、着用の後のお手入れや保管の心配などがないことから便利な半面、想い出の振袖がお写真しか残らないデメリットもあります。その点においては、購入の場合なら成人式の他にも、卒業式や結婚式・結納などで着用できるメリットがあります。価値観の違いによるメリット・デメリットがありますので、ご自身にとって何が大事かをお考えください。

もちろん、振袖は色々な機会に着ることができます。

もともと振袖は、未婚女性の正礼装のお着物です。卒業式や結婚式など、様々なシーンでご着用できます。但し、結婚後は着ることができません。

インターネットの普及により、ネットでも振袖の購入やレンタルが可能になり、リーズナブルな価格になっているのも確かです。

しかし、結果的にはお店に足を運んで決める方がほとんどです。理由は、ネットで見た振袖のイメージと、届いた時のイメージが違うから。まず違うのは「色」。画面で見る色と、実物はどうしても違ってしまうもの。これは帯や小物も同じです。洋服と違い、組合せの多い着物(振袖)の場合は、やはりお店でお嬢様と一緒に見るのが確実です。また、サービス・特典は、地元の着物屋さんの方が充実しています。
その分も含めると、ネットでの購入・レンタルは決して安いとは云えないでしょう。

最近は振袖レンタルの需要に合わせ、「振袖レンタル」専門店も多くなってきています。

そのため、 お店選びも楽しいものになってきています。但し、旬の新作振袖をお嬢様に着せてあげたいのであれば、着物専門店の方がいいかもしれません。振袖に限りませんが、「レンタル」専門店は、同じ商品を何度もレンタルしてもらうことが前提ですので、新作振袖のレンタルの数は、着物専門店に比べ少ない可能性があります。また、着物屋は専門店だけに、仕入れ力が違います。購入用の振袖でも、レンタル価格とさほど変わらない価格で購入可能ですので、レンタルか購入かで迷っている方は、着物専門店もご覧になられるといいでしょう。

一番の決め手になるのは、実際にお店を利用した方の「口コミ」評価です。

たくさんのお店に行き、逆に迷ってしまった・・・結構多いものです。そこで一番の決め手になるのが成人式を終えた「先輩の声」です。前撮り撮影や、成人式当日の着付など、ひと通りの体験をされているだけに、 総合的な意見を聞くことができますので参考になるでしょう。そして最後の最後は「直感」。この店だったら安心!そんなお店を選びましょう。

もちろん、下見をされるだけでも問題ございません。

たくさん下見をしていただき、価格や無料特典の内容など、他店との違いを比較してください。お気軽に下見をしてください。

後悔しない振袖下見のポイントは以下の3点です。

1点目は予算。おおよそでいいので予算をお店の方に伝えましょう。ここはスムーズに振袖選びをする最大のポイントです。せっかく気に入った振袖が予算オーバーなんてことにならないようにします。2点目は、レンタル購入のいずれかを伝えること。どちらにするか迷っている場合は、その事も伝えることで、お店の方が予算に合わせてレンタル・購入両方の振袖を提案してくれます。3点目は、着てみたい振袖(色目や柄)をなるべく正確に伝えること。例えば「どう見せたいか?」「どんな雰囲気にしたいか?」など感覚的なことを伝えると、お似合いの振袖を見つけやすくなります。

もちろん、可能です。

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購入・レンタル・リメイク編

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最近のアンケートでは、購入派とレンタル派がほぼ同じ比率です。

購入派の一番の理由は、「一生に一度のこと。やはり買ってあげたい」と考えられる方が多いようです。やってあげられる内にやっておいてあげたい・・・という親心が窺い知れます。レンタル派の一番の理由は、「費用が抑えられること」と「成人式だけにしか着ないから、 難しいことは気にせずに、今しか着られない色や柄も気軽に選べるから…」だそうです。 しかし、中にはレンタルのつもりで見学に来たけどとても気に入ったので購入するという方もいらっしゃいます。

購入で40~50万円代、振袖レンタルは15~20万円代が多いようです。

数年前に比べ、一生に一度の晴れ着だけに、全国的に高めの傾向になりつつあるようです。振袖を購入された方で最も多い価格帯が55万円。着付やヘアメイク・写真撮影などの特典も含まれた金額ですので、かなりお買得といえるでしょう。 ちなみに、次に多かったのは38万円。3番目に29万円となります。レンタルの方で最も多い価格帯は19万円。次に多かったのが10万円前後です。しかし、最近はレンタルでも30万円前後のものも増えてきており(最高50万円)、 時代とともに価値観が変わってきたことを感じます。

最近の傾向は、赤と黒それとピンクと白が人気のあるようです。

流行の色も大事ですが、まずは、自分に合う色の振袖を探されることをオススメ致します。

「赤色」は振袖で人気No.1の色ですが、模様や小物の合わせ方で個性的に着こなせます。

人気色の赤色を選ぶと「他の人と同じように見えてしまうのでは・・・」と心配される方もいらっしゃいますが、赤色に限らず、振袖は模様やテイストが違えば見た目も違ってきますので心配無用です。また、帯合わせや小物合わせで、オンリーワンの振袖姿に仕上げることはいくらでも可能です。赤色の振袖を着られるのは二十歳の特権。安心して赤の振袖を選んでください。

成人式の1年半以上前の5月、8~9月頃に揃える方が多いです。

振袖専門店もその時期に合わせ品揃えをしてきますので、タイミングが大事です。

「振袖は早めに揃えた方がいい」と云われているのには理由があります。

まずは、何と言っても数多くの振袖から選べることがメリットです。これはお買上・レンタルとも同様で、どうしても人気のある商品からなくなっていきます。また、忘れてならないのが成人式当日のこと。着付け・ヘアメイクのセットの受付は「ご予約順」ですので、早めに決めれば決めるほどご都合の良い時間帯を予約できます。成人式当日が楽しく想い出残る一日にするためにも、これは重要なポイントです。

近年は、新作振袖の発表が「成人式の1年半前から」と早まっています。

なので、早すぎるということはございません。新作発表の時期が早まった理由は、 前撮りを成人式の1年前以上より行う方が年々多くなり、着物屋さんとしては早めに新作振袖発表することに。成人式の前年は、着物屋さんも前撮り撮影のために忙しくなる為、 翌年ご成人の方への案内はほぼ終了となります。どうせ揃えるのであれば早めに…ということですね。

レンタルか購入かで迷っている方は大変多いです。

ここ数年の傾向ですが、半分近くの方が迷いながらお店まわりをしているようですね。そんな時は、購入レンタル両方を取り扱っているお店がオススメです。また、いつでも見に行けるお店で、常時1,500枚以上展示しているお店ですと、満足できる振袖えらびができます。

お母様やお姉様の振袖をリメイクするには、「半衿(半襟)」「帯締め・帯揚」「帯」の3点を変えてください。

この中で 最も大切なのは「半衿(半襟)」です。今の半衿はとてもオシャレなので、それを変えると次に「帯締め・帯揚」が選びやすくなり、かなり雰囲気が変わります。そして、できれば「帯」まで変えてください。帯を変えると振袖まで変わったように見えます。実は着る人を変えるのは振袖ではなく「帯」なのです。以上の3点は変えていく順番でもありますので、ぜひ参考にしてください。

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