どうして振袖は「特別な着物」になったの?
ついに東京オリンピックがスタートしましたね。
新型コロナウイルスや連日の猛暑など心配事は尽きませんが、
選手の皆さんには無事に祭典を終えてほしい限りです。
ところで皆さんはオリンピックに関連して企画された
KIMONO PROJECTをご存じですか?
「世界はきっと一つになれる」を合言葉に、
世界207の国と地域それぞれが大切に思い誇りとしている
文化、自然、歴史を描いた振袖と帯を制作するプロジェクトです。
残念ながらオリンピックでのお披露目は叶わなかったようですが、
どれも素晴らしい仕上がりなのでよければ是非一度作品をご覧ください!
2020.07.24 【The Dream Comes True】KIMONO Project Completed 213 KIMONO – KIMONOプロジェクト完成記念
今でこそ「若い未婚女性の第一礼装」の定番とされている振袖ですが、
元々は成人前の子供が着用していた袖の長い着物が原型であると言われています。
ではどうしてそんな普段着だったものが今のような「晴れ着」の形になったのでしょう?
その理由は、大きく分けて二つ。
一つ目は「袖を振る」ことが「悪いものを追い払う」「相手の魂を引き付ける」などの
おまじない・呪術的な意味合いを持つとされてきたため。
女性が成人式で振袖を着るのも、十九歳で初めて厄年を迎えることに関係しています。
「袖を振る」ことは相手を引き付ける「求愛」の行為だとされてきたため。
万葉集に掲載されている額田王の和歌
あかねさす紫野(むらさきの)行き標野(しめの)行き野守(のもり)は見ずや君が袖振る
も、その熱烈な恋心を伝える愛の歌として有名です。
(参照:県民だより奈良 はじめての万葉集)
若い女性の新たな門出を祝福し、
(異性、恋愛関係問わず)未来の素敵な出会いを応援する。
私たち佐沼屋は、そんな「振袖」と新成人の皆様との出会いをお手伝いさせて頂いております。
一生に一度の成人の儀。
この機会に是非、世界に誇る日本の伝統衣装に身を包んでお祝いしてみませんか?
振袖について興味を持って頂いた方、
もう少し詳しく知りたいと思って下さった方は
また、ただいま佐沼屋呉服店では「夏の無料振袖相談会」を開催しております。
WEBで予約した上でご来店頂いた親娘様には
お得なプレゼントもご用意させて頂いておりますので、
この機会に是非ご利用ください!
まだまだ暑い日が続きます。
皆様コロナだけではなく、夏バテにもお気をつけてお元気にお過ごしください!
茨城県南一の振袖の品揃えを誇る佐沼屋呉服店は、茨城県龍ケ崎市・牛久市・阿見町・稲敷市・美浦村・河内町・利根町・取手市・守谷市・つくばみらい市・土浦市・つくば市・常総市で成人式のお手伝いをさせて頂いております。
皆様のご来店を、スタッフ一同心よりお待ちしております!
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