【振袖コラム】みんなに教えたい振袖豆知識☆振袖に描かれる花の種類と見分け方は?
はじめに
こんにちは!
佐沼屋です。
走り梅雨のぐずついた天候から、梅雨入りがすぐそこまで来ているのを感じます。
皆様いかがお過ごしでしょうか?
本日は、お振袖に描かれることの多い花の種類と、その見分け方をご紹介いたします。
振袖に描かれる花柄
お振袖に描かれる柄に込められた意味については、以前のブログでお話しいたしました。
今回は花柄に注目して見分け方をメインにお話しいたします。
お振袖に限らず、着物には様々な花の文様が描かれます。
桜や梅などの和花から薔薇やユリなどの洋花まで、たくさんの種類があります。
写実的に描かれるものもありますが、デフォルメされた文様になっているものも多くあります。
なんとなく見たことはあるけど、何の花なのか見分けがつかない・・・という柄もあると思います。
ここからは、お振袖に描かれることの多い花の種類と、その特徴をご紹介いたします。
桜
日本を象徴する花として長く人々に愛され、お振袖に描かれることも多い桜は、五枚の花びらで描かれるのが基本ですが、花びらがたくさん重なった八重桜が描かれることもあります。
桜の見分け方は、花びらの先に切れ目があるかどうかです。
花びらの先端に切れ目があり、ハートのような形をしているのが桜です。
他の柄と一緒に一部だけが描かれていても、花びらだけで桜だと判別できますよ。
梅
桜と同様にお振袖に描かれることの多い定番の柄である梅は、丸みを帯びたかわいらしいフォルムで描かれます。
桜と違い、花びらの先端に切れ目はありません。
5枚の花びらで描かれるか、八重梅が描かれることが多い柄です。
また、枝付きで描かれることもあります。
かわいらしいフォルムを持つ一方、逆境に耐える強さや気高さの象徴として、大ぶりの大胆なデザインで描かれることも多い花です。
菊
皇室の御紋やパスポートに描かれる菊は、高貴な印象を持つ日本の花です。
もともと品種の多い菊は、お振袖にも様々な種類のものが描かれます。
菊の柄に共通する特徴は、細長い花びらが重なるようにたくさん描かれている点です。
一重菊、八重菊、万寿菊などの種類がありますが、一目見て菊だとわかる場合が多いです。
長い花びらが乱れるように咲いている乱菊という文様もあります。
また、菊は葉っぱと一緒に描かれることもあります。
椿
春の到来を告げる椿は、紅白で描かれることが多く、ふっくらと大ぶりで華やかな花びらが特徴的です。
また、花の真ん中に筒状のおしべがあることから、比較的見分けやすい柄です。
「永遠の美」や「気取らない美しさ」の象徴として長く愛されてきたため、お振袖だけでなく、帯や髪飾りなどに使用されることも多い花です。
牡丹
小さなつぼみから大きな花を咲かせる牡丹は、高貴さや幸福の象徴とされている花です。
たくさんの花びらが重なるように咲いているほか、葉の形にも特徴があります。
葉の先がとがっており、切れ込みが入っているのが牡丹の葉です。
芍薬
芍薬は牡丹に似た花を咲かせますが、葉の形で見分けることができます。
牡丹の葉に切れ込みが入っているのに対し、芍薬の葉には切れ込みはありません。
お振袖の柄としては珍しいですが、牡丹と似ているので描かれていても気づかないかもしれません。
葉の形に注目してみてください。
薔薇
薔薇も牡丹や芍薬と同様に花びらが重なってゴージャスな印象の花です。
薔薇の葉は丸い形でまわりがギザギザしているので、見分けやすいですね。
洋花なのでモダンなお振袖の柄として使われることが多く、全体的な雰囲気で薔薇とわかるものが多いです。
いかがだったでしょうか?
お振袖に描かれる花にはたくさんの種類があり、それぞれの花に意味が込められています。
ご自身のお気に入りの花を選ぶためにも、特徴と見分け方を知っておくといいかもしれません。
花柄のお振袖が気になる方は、ぜひ佐沼屋にご来店ください。
経験豊富なスタッフが、一人一人に合った柄をご提案いたします。
最後に
季節の変わり目ですが、体調など崩されませんよう、くれぐれもご自愛ください。
◇ ◇ ◇
茨城県南一の振袖の品揃えを誇る佐沼屋呉服店は、茨城県龍ケ崎市・牛久市・阿見町・稲敷市・美浦村・河内町・利根町・取手市・守谷市・つくばみらい市・土浦市・つくば市・常総市で成人式のお手伝いをさせて頂いております。
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