アートが繋ぐ絆!視線アートで描く感動の振袖デザインと新たな挑戦
こんにちは、佐沼屋でございます!前回のブログでご紹介した「伝統とテクノロジーの融合、佐沼屋呉服店の挑戦」、覚えていますか?今回はその続編として、視線アートとのコラボレーションがどのように実現したのか、さらに深掘りしてお伝えします。伝統と新技術が結びつく中で生まれた、まさに「アートが繋ぐ絆」の物語をご紹介します。ぜひ最後までお楽しみください!
視線アートとの出会いは偶然から
岩手県在住の三浦りんさんは、生後2カ月の時、難治性のてんかんを発症し、身体・知的に重い障害が残りました。中学3年生の時、視線アートに出会い、島根大学の総合理工学研究所助教の伊藤史人さんが開発した視線入力訓練アプリ「EyeMoT」を活用して、絵画を制作されています。
そんなりんさんが成人式を迎えるために、お母様が車いすでも着られる振袖を探しておられました。そして、佐沼屋の車いす用振袖をネット検索で発見され、「車いす専用の振袖がみたい」とお電話を頂きました。岩手県から遠路はるばる佐沼屋にお越し頂き、青色の振袖をご購入されました。この出会いが、物語の始まりです。
視線アートと振袖
2023年6月、岩手県花巻市の「るんびにい美術館」で三浦さんの作品展が開催されると聞き、佐沼屋の石島社長が訪れました。そこで、りんさんがあの時選んだ青色の振袖が、視線アートとして展示されているのを見ました。りんさんの作品は、色鮮やかで繊細なデザインが特徴です。単なる「障がい者アート」ではなく、あらゆる人々が共感し、楽しむことができる「ボーダレスアート」でした。
その際、お母様から「できないことより、できることに挑戦する」という力強いメッセージを頂きました。社長はその想いに深く共感し、佐沼屋として何かお手伝いできることはないかと考えました。
三浦りんさんの感性が振袖に
石島社長は、りんさんのアートを振袖のデザインに取り入れ、より多くの人にその美しさを知ってもらいたいと強く思いました。そして念願叶い、ついにりんさんの視線アートを取り入れた振袖が完成したのです。
帯留めの制作にもチャレンジ!
お母様は、視線アートを振袖に取り入れるだけでなく、さらにもう一歩踏み込んで、りんさんの作品をモチーフにした「帯留め」も制作されました。りんさんのデザインは、華やかでありながらも優しい色合いが特徴で、その感性が帯留めというアクセサリーに見事に反映されています。この帯留めは、着物のコーディネートにワンポイントとして使えるため、さらにおしゃれに着物を楽しむことができます。
まとめ
今回のブログでは、岩手県在住の三浦りんさんとの出会いがどのようにして「アートが繋ぐ絆」を生み出したかを紹介しました。視線アートとの出会いから始まり、りんさんの作品が振袖デザインに取り入れられ、さらには帯留めの制作にも挑戦することになりました。伝統と新技術の融合を通じて、全ての人々が楽しむことができるアートの可能性を探求し、より多くの人々に感動を与えるアートの可能性が広がっています。
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茨城県南一の振袖の品揃えを誇る佐沼屋呉服店は、茨城県龍ケ崎市・牛久市・阿見町・稲敷市・美浦村・河内町・利根町・取手市・守谷市・つくばみらい市・土浦市・つくば市・常総市で成人式のお手伝いをさせて頂いております。
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