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【完全ガイド】成人式のマナー|由来から服装、式典・二次会の振る舞いまで徹底解説


こんにちは、茨城で創業205周年の振袖専門店「佐沼屋」でございます。

二十歳の門出を祝う「成人式」。
振袖に身を包み、大人への一歩を踏み出すこの日は、多くの期待と少しの不安が入り混じる、特別な瞬間ではないでしょうか。

そんな大切な日だからこそ、知っておきたいのが「成人式のマナー」ですよね。
この記事では、「当日はどう振る舞えばいい?」「振袖で気をつけることって?」など、事前に知っておくだけで安心できるポイントを解説します

成人式の由来や意味

そもそも「成人式」の起源は、奈良時代までさかのぼり、男子の「元服(げんぷく)」という儀式にあるとされています。
元服は髪を結い、服装を大人のものに改め、社会の一員として認められる重要な儀式でした。

現代の成人式は、「大人になったことを自覚し、みずから生き抜こうとする青年を祝い励ます」という趣旨のもと、戦後に埼玉県で開かれた「青年祭」が原型となり、全国に広まりました。
つまり成人式は、これまで育ててくれた家族や地域社会に感謝を伝え、一人の大人としての社会的責任を自覚し、その門出を祝うための大切な節目なのです。

成人式では何をするの?

一般的に、成人式は以下のような流れで行われます。

  1. 受付:自治体から送付された案内状を提示して受付を済ませます。
  2. 式典:市長や来賓からの祝辞、新成人代表の誓いの言葉などがあり、国歌や市歌の斉唱も行われます。
  3. 記念行事:自治体によっては記念品の贈呈や、地域の先輩によるパフォーマンスなどのイベントが催されることもあります。
  4. 記念撮影:式典会場の前後で、友人たちと再会を喜び合いながら写真を撮るのも楽しみのひとつです。
  5. 同窓会・二次会:式典後には、中学校の同級生との同窓会や、気の合う仲間との二次会が開かれることが多くあります。

成人式にふさわしい服装・身だしなみ

成人式は公的な式典であり、フォーマルな場になります。
その場にふさわしい、格式の高い服装で臨むのがマナーです。

女性の服装は「振袖」が第一礼装

女性の場合、未婚女性の第一礼装である「振袖」を着用するのが最も一般的で、格式高い装いです。
長い袖には「厄を振り払う」という意味が込められており、人生の門出にふさわしい晴れ着とされています。
色とりどりの美しい振袖の中から、自分らしい一枚を選んで、特別な日を彩りましょう。

もちろん、振袖以外の選択肢として、上品なワンピースやスーツで参加される方もいらっしゃいます。
大切なのは、式典の場にふさわしい清潔感と品格のある服装を心がけることです。

男性の服装は「紋付羽織袴」または「スーツ」

男性の第一礼装は「紋付羽織袴(もんつきはおりはかま)」です。
凛々しく、日本の伝統的な男性美を引き立てる装いは、成人式という節目にぴったりです。

近年では、ダークカラーのフォーマルなスーツで参加する方が主流となっています。
その場合は、シャツやネクタイを少し華やかなものにすると、お祝いの気持ちを表すことができます。

髪型(ヘアスタイル)

振袖の魅力のひとつである美しい「うなじ」や「衿元」を見せるため、髪はアップスタイルにするのが基本ですが、最近はハーフアップなどのダウンスタイルも人気です。
髪飾りは振袖の色や柄に合わせた、品のあるものを選びましょう。

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メイク

振袖の華やかさに負けないようにと、つい濃いメイクをしてしまいがちですが、それはNG。
振袖の美しさを「引き立てる」上品なメイクがベターです。

ポイントはベースメイクを丁寧に仕上げ、肌の透明感を出すこと。
アイシャドウやリップは、振袖の色と調和する、和の雰囲気を感じさせるカラーがおすすめです。

ネイル

指先は意外と見られているもの。
ネイルをする場合は、長すぎて振袖の繊細な生地を傷つけたり、食事の際に邪魔になったりしないように注意しましょう。
ショート〜ミディアム程度の長さで、上品なデザインが好印象です。

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アクセサリー

和装では、結婚指輪以外のアクセサリーは着けないのが基本マナーです。
もし着ける場合は、髪飾りに合わせたちりめん細工のピアスや、小ぶりで揺れないタイプのイヤリングなど、振袖の雰囲気を壊さないものを慎重に選びましょう。
ネックレスや大ぶりの指輪は避けたほうがよいかもしれません。

成人式当日・式典でのマナー

振袖を着た際の「美しい立ち方・座り方」や「車の乗り降り」、「お手洗いの方法」といった具体的な動作のマナーや、当日の持ち物については、以下の記事で写真付きで詳しく解説しています。
事前に確認し、当日の不安を解消してくださいね。


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その他のポイントについては下記をチェック!

遅刻はNG!

当日の美容・着付け・移動とスケジュールはタイトになりがちですが、式典は市町村ごとに時間が決まっており、遅刻は厳禁です。
時間には余裕を持って行動し、式典開始の30分前には会場入りを意識しましょう。
親御様やご家族に送り迎えをお願いしている場合も、事前の打ち合わせを忘れずに。

私語は厳禁

久しぶりに会う友人との再会は嬉しいものですが、式典中のおしゃべりは厳禁です。
祝辞を述べている方や、周りで静かに参加している方々の迷惑になります。
会話は式典が終わってから存分に楽しみましょう。

スマートフォンは電源オフが基本

静かな会場では、マナーモードの振動音ですら響いてしまうことがあります。
緊急時を除き、スマートフォンを操作したり隣の友人と会話するのは控え、スマートフォンの電源はオフにしてバッグにしまっておくと安心です。

写真撮影のタイミング

式典の最中にスマートフォンを掲げて撮影する行為は、マナー違反です。
撮影は式典の開始前や終了後に、会場前やロビー、会場に設けられたフォトスポットなどで撮影しましょう。

  • 通行の妨げになる場所では撮らない
  • 地面に座ったり寝転んだりしない
  • 振袖の袖や裾を踏まない

など、周囲に配慮することが大切です。

また、最近はSNSにアップするケースも多いですが、

  • 他人が写り込んでいないか
  • 着崩れ・髪の乱れがないか

なども意識しましょう。

二次会・同窓会でのマナー

式典後の二次会や同窓会も、成人式の大きな楽しみのひとつです。
旧友との素敵な時間を過ごすために、ここでもマナーを忘れずに。

会場に合わせた服装

振袖のまま二次会に参加するのも素敵ですが、会場の雰囲気によっては動きやすいドレスやワンピースに着替える方が良い場合もあります。
立食パーティーや狭いお店の場合は、汚してしまうリスクを考え、着替える方が安心かもしれません。
事前に会場の雰囲気やドレスコードを確認しておくと良いでしょう。

会話とコミュニケーション

内輪ネタや誰かの悪口で盛り上がるのではなく、お互いの近況や将来の夢など、前向きな会話を楽しみましょう。
恩師には「本日はお招きいただきありがとうございます」といった挨拶を!

お酒とのスマートな付き合い方

お酒が飲める年齢になりますが、節度ある行動を心がけましょう。
自分の適量を知り、無理に飲んだり、人に強要したりすることは絶対にやめましょう。
美しい晴れ着姿が、お酒の失敗で台無しにならないよう、最後まで「大人」としての自覚を持って楽しむことが最高のマナーです。

まとめ

成人式は、大人社会への仲間入りを祝う、人生で一度きりの晴れ舞台です。
今回ご紹介したマナーは、あなた自身の魅力を最大限に引き出し、これまでお世話になった方々への感謝を示すためのものでもあります。
美しい振袖姿とともに、堂々とした立ち居振る舞いで、記念すべき一日を迎えてくださいね。

関東での成人式準備なら、茨城県にある創業205周年の「佐沼屋」にお任せください。
2,000枚以上の振袖と豊富なサイズ展開のなかからぴったりの振袖をお選びいただけます。
まずはお気軽にお下見へ!

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茨城県南一の振袖の品揃えを誇る佐沼屋呉服店は、茨城県龍ケ崎市・牛久市・阿見町・稲敷市・美浦村・河内町・利根町・取手市・守谷市・つくばみらい市・土浦市・つくば市・常総市で成人式のお手伝いをさせて頂いております。

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